多方面から考える治療材料の選択

「被せ物詰め物」には金属、レジン（強化プラスチック）セラミック（瀬戸もの）ジルコニア（人造ダイヤモンド）などいろいろな素材が存在します。それぞれの素材にはいろいろな特性があり、被せ物詰め物をする部位（歯番）や形態によって使い分けます。

アレルギーの有無や審美的嗜好、力学的耐久性など多方面から検討した上で、最善の治療材料、形態を提案させていただきます。

本来の歯の形に戻すための方法

むし歯になって歯の形を失ってしまった歯に対して、もとの本来の歯の形に戻してあげる必要があります。
その方法は以下の３種類があります。

1. 充填処置

   現在は主にコンポジットレジン（合成樹脂）を治療で削った穴に詰めて形態を回復します。

2. インレー

   治療で削った穴にピタリとパズルのように合う形の詰め物。

3. クラウン

   根管治療を行った歯は、歯がもろくなると言われており、被せ物をすることで機能や形態、審美的回復を行います。

患者さんに合った最適な素材を提案

それぞれの部位や機能、性質、目的によってさまざまな素材が用意されています。

• 光CR
• e-maxインレー、クラウン

CAD/CAM インレー、クラウン

メタル（金属）インレー、クラウン

レジン前装冠

オールセラミックス
インレー、クラウン

メタルボンド

ゴールドインレー、クラウン

患者さんのご希望を伺った上で、お口の中の状態、機能性、審美性などを考慮した上で、最適な素材を提案させていただきます。