小児歯科
子供の歯磨き嫌いを克服!スマホアプリを効果的に活用するコツ

「子供が歯磨きを全力で拒否して大変」
「毎日の仕上げ磨きになかなか子どもが応じてくれない」
「楽しく歯磨きしてくれる方法はないの?」
このような疑問やお悩みはありませんか?
そんなときに、無理やり歯磨きをして、さらに歯磨きを嫌がるようになってしまうのは避けたいものですよね。
最近では、歯磨きが苦手なお子さんのために、歯磨きが楽しくなる様々なスマートフォンアプリが開発されています。キャラクターやゲーム機能を使って、遊び感覚で正しい歯磨き習慣を身につけられるので、これらを上手に活用するのも有効です。
今回は、お子さんが歯磨きを嫌がる心理や、実際のアプリのご紹介、効果的に使うためのポイントを解説します。お子さんの歯磨きに苦労されている親御さんたちはぜひ参考にしてください。
どうしてお子さんに歯磨きは嫌われるのか

歯磨き嫌いのお子さんはとても多いのが実情です。ベネッセの「こどもちゃれんじ」が実施したアンケートでは、「お子さんが嫌いだと思っていること」で歯磨きが第1位に選ばれています。
また、「ピジョン」の調査によると、乳歯ケアの悩みとして「子どもの歯がきちんと磨けているか自信がない」に次いで「子どもが歯磨きを嫌がる」という回答が多く挙げられました。
つまり、多くのご家庭が同じようにお子さんの歯磨きで苦戦しているということです。
どうして歯磨き嫌いのお子さんが多いのでしょうか?お子さんが歯磨きを嫌う理由をまとめてみると…
- 歯ブラシを口に入れられるのが不快
- 歯磨きのときに痛みを感じたことがある
- 歯磨きを無理矢理されたり、怒られたことがある
- イヤイヤ期である
- 遊びや他のことに夢中で歯磨きをしたくない
- 自分で磨けていると思っているので仕上げ磨きをされたくない
これらの理由を踏まえると、まずは歯磨きを無理強いせず、痛みを感じさせない優しい力で磨くことが大切だとわかります。声をかけるタイミングも、お子さんの機嫌が良いときにするのが効果的です。
歯磨き嫌いのお子さんのための「歯磨きアプリ」

色んなことを試してみても、どうしても歯磨きを嫌がるお子さんもいらっしゃるでしょう。
そんな時は「歯磨きアプリ」を使ってみるのも有効です。これらは、歯磨きとスマホのアプリが連動し、楽しく歯磨きをしながら正しい磨き方を身につけることを目的に作られています。気分を変えて、遊び感覚で歯を磨けるようになるかもしれません。
歯磨きアプリには、大別すると、以下のように分かれます。
- カメラ機能を使って顔認識するタイプ
- 専用のアタッチメントや歯ブラシを使うタイプ
これらのアプリが歯ブラシの動かし方を分かりやすく教えてくれるので、指示通りに行えばキレイに歯を磨けるという仕組みです。
専用の歯ブラシや歯ブラシポートが必要なタイプもあれば、どんな歯ブラシでも使用できるタイプもあります。お子さんがお気に入りのキャラクターや、音楽で選ぶと良いでしょう。
実際の歯磨きアプリの例
ここからは、年齢別に歯磨きアプリをいくつかご紹介します。それぞれ特徴が異なりますので、お子さんの年齢や好みに合わせて選んでみてください。
ポケモンスマイル
株式会社ポケモンが提供する無料の歯磨きアプリです。カメラに向かって歯磨きをすると、画面上の「むしばきん」を攻撃でき、上手に磨けるとポケモンを捕まえることができます。
登場するポケモンは100種類以上あり、「ポケモンずかん」の完成を目指す楽しみがあります。
日本歯科医師会の協力のもと作られた歯磨きアドバイスも表示されるため、保護者の方も安心して使えるでしょう。
Disney Magic Timer by Oral-B
ディズニーキャラクターが登場する歯磨きタイマーアプリです。CrestまたはOral-B Kidsの対象製品をスマートフォンのカメラでスキャンすると、新しいキャラクターが出現するようになります。
お気に入りのキャラクターとともに、一緒に2分間の歯磨きができるので、ディズニー好きのお子さんなら、喜んで使ってくれるでしょう。
はみがき勇者
LITALICO(リタリコ)が開発した歯磨きゲームアプリです。歯ブラシを持ってカメラに向かうと、勇者に変身して、歯磨きをすることでモンスターを攻撃し、さまざまな角度で磨くほど攻撃力が大きくなります。
1回のプレイが約1分と短めに設定されているため、集中力が続きやすく、2〜3回続けてプレイすることで十分な歯磨き時間を確保できます。
モンスターを倒すとコインがもらえ、それに応じて「ヒーローカード」が手に入るという収集要素も、子どもたちのやる気を刺激してくれるでしょう。
歯磨きアプリを効果的に使うポイント
ではここからは、歯磨きアプリを効果的に活用するためのポイントをお伝えします。
アプリはあくまでもきっかけづくり

歯磨きアプリは、お子さんが歯磨きに前向きになるための「きっかけ」として活用するのがおすすめです。
アプリの力を借りて歯磨きへの苦手意識を減らし、「歯磨きは楽しい」という感覚を育てていきましょう。最終的には、アプリがなくても自分から歯磨きができるようになることがゴールです。
仕上げ磨きとの併用が大切

アプリを使っていても、親になって実感!子どもの頃に身につけたかった歯の健康習慣のコラムでもお話ししたとおり、小学校中学年くらいまでは保護者による仕上げ磨きは必要です。
アプリでお子さん自身が磨いた後に、保護者の方が仕上げ磨きをするという自然な流れを作り、習慣にすると良いでしょう。
スマートフォンとの距離に注意

アプリを使う際は、スマートフォンやタブレットを安全な場所に固定しましょう。洗面台の近くに置く場合は、水に濡れないよう防水ケースを使うか、少し離れた場所に置くことをおすすめします。
また、画面を見ながら磨くことに慣れすぎると、アプリなしでは磨けなくなってしまう可能性もあるため、週に1〜2回はアプリを使わない日を作るのも一つの方法です。
定期的な歯科検診も忘れずに

歯磨きアプリを使って毎日しっかり磨いていても、定期的な歯科検診は必要です。
乳歯の病気とケアのコラムでも解説したように、乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄く、虫歯が進行しやすいという特徴があるので、半年に1回程度は歯医者さんでチェックしてもらい、フッ素塗布などの予防処置を受けることをおすすめします。
歯磨きアプリを活用して楽しく習慣化を目指そう

歯磨きアプリは、子供の「歯磨き=嫌なこと」というイメージを、楽しい遊びに変えてくれるツールです。
ただし、あくまで歯磨きを好きになるきっかけであり、仕上げ磨きや定期的なプロフェッショナルケアが必要なことは忘れないでください。
まずはアプリを活用してお子さんの歯磨きへの苦手意識をなくし、毎日の習慣として定着させていきましょう。
ポラリス歯科・矯正歯科では、お子さんの歯の健康はもちろんのこと、お子さんの歯磨きに関する様々なご相談も受け付けております。「アプリを使っても上手に磨けているか不安」「仕上げ磨きのコツを知りたい」といったお悩みも、医療法人社団千仁会の専門医が、丁寧にサポートいたしますので、札幌駅すぐのポラリス歯科・矯正歯科にお気軽にお問い合わせください。








